菓銘のイラスト
茶席・ことば・道具

かめい

菓銘

Kamei (poetic names of wagashi)

和菓子につけられた名前。ひとつの銘が、菓子を風景に変える。

菓銘は、和菓子ひとつひとつにつけられた名前のことです。和歌や俳句、季語、名所、花鳥風月などにちなんでつけられます。

たとえば、紅葉の色のきんとんに「竜田川」、杜若の意匠に「唐衣(からころも)」。名前を聞いた瞬間に、古い歌や物語の情景がふっと立ちのぼります。同じ形の菓子でも、銘が変われば表す季節や情景が変わる。そこが和菓子の奥深いところです。

茶席では、お客が「お菓子の銘は」と尋ねるのも楽しみのひとつ。目と舌だけでなく、耳でも味わうのが和菓子です。

ことばの次は、
自分の手で。

和菓子サロン一祥は、京都の少人数制の和菓子教室です。季節の和菓子を、計量から完成までお一人ずつ作る1回完結のレッスンを開いています。